2019年、あと残すところ2回となったセンター試験が行われました。
今年は英語のリスニングで変な野菜のキャラクターが登場して話題になっていました。
試験を作った責任者の話だと、受験生が緊張しているはずなので少しでも和めばと思って作ったそうです。
和んだ受験生がいればいいのですが。
そんなことよりもリスニングに関して私は、現実味がなさすぎることのほうが問題だと思います。
センター試験に限らずですが、そもそも、自分と関係ない人たちの脈絡のない話を盗み聞きして内容を理解するという行為自体かなり非現実的で、
ほとんどの一般人はそのようなトレーニングはうけていないので、母国語でも難しいことです。
そのうえセンター試験のリスニング問題の読み手が、棒読み過ぎてさらに何の話をしているのかわかりにくく出来ています。
2年後には4技能試験を始めて、よりコミュニケーション力を求めることになっていますが、
リスニングテストが今のままだと、現実的なコミュニケーション力を計ることができるかは疑問です。