英語・英会話キックス

新しい物好きな国民性

寒くなってきましたが、皆さまいかがお過ごしでしょうか?今こそ健康的によく食べよく寝るを意識して、COVID19をやっつけましょう!
先日、私が留学していたアメリカのコロラド州で面白い出来事がありました。

カリフォルニア州を起点とするハンバーガーチェーンのIn-N-out Burger(イン・アンド・アウトバーガー)がコロラド州に初出店し、詰めかけたお客さんで最大14時間の待ち時間ができたということです。

このハンバーガーチェーンは冷凍の食材を使わず、すべて注文を受けてから調理するというスタイルで人気のお店で「アメリカ国民が選ぶ一番好きなハンバーガーチェーン」に選ばれたチェーン店だそうです。


私はこの記事を読んでまず、たかがチェーン店のハンバーガーに14時間って、と思ったのですが、同時に、ここ四国中央市でもたまに見る景色に似ているなと思い親近感を覚えました。日本の田舎町ではあるあるの光景ではないでしょうか。さすがに14時間というスケールではないかもしれませんが、新店舗がオープンすると、しばらくごった返し、渋滞もおこったりしますよね。

一般的に欧米人は日本人と比べて個人主義で、自分の意見をしっかり持っていて、他人の評価にあまり左右されないというイメージですし、実際彼らが理想とする人間像もそこを目指していると言っていいと思います。欧米では教育の段階から、人は人自分は自分、人と違う意見を持ちなさい、といったことを要求します。

対して日本では、みんなで良いこと悪いことを決めて、みんなそれに従っていくように求められているように思います。個人個人を比較してみると、実際に日本人と欧米人ではいろいろな物事に対する考え方や態度が大きく違い、なかなかお互い理解できないことも多いです。私個人も仕事がら外国人と多く触れ合う中で、文化の違いが大きな壁だと感じることも多いです。

そんな中、今回のニュースは、私が思っているほど日本人も欧米人も変わらないのかなと思うことができ、違いを埋めるのは難しいと思っていた私の考えに一筋の希望を与えてくれるものでした。

人気のハンバーガーチェーンに殺到するアメリカ人のニュースで、最近暗いニュースしかなかった中で少し心が休まった気がします。